2020年1月4日(土)午後1時より静岡英和女学院礼拝堂にて
2018年卒業生の皆様の成人式が厳かに執り行われました。
母校である静岡英和女学院を卒業し、2年の月日を経て
母校の礼拝堂に集った同窓生の皆様の着物姿は、新春にふさわしく、
大変艶やかでございました。
皆様が英和生として朝の礼拝を守った時と同じ様に讃美歌270番を讚美し、
6年間あるいは3年間を通じ胸に刻んだ学院聖句 『ルカによる福音書10章25節~28節』を
拝読いたしました。
武井裕賀里宗教部長(58年卒)による礼拝が執り行われ、成人を迎えた皆様へお祝いの
メッセージが送られ祝祷と頌栄541番を讃美して礼拝が終了いたしました。
礼拝後の式典では大橋邦一校長のお祝いの言葉に続いて、吉田幸一前校長のからの
お祝いのメッセージを大橋邦一校長が代読してくださいました。
森田拓子同窓会長の祝辞として、英和生として毎朝自身と向き合う時を過ごした
礼拝堂で成人礼拝の時をもつことは、県内最初の女学校として創立され132年の
伝統を持つ同窓生の誇りでもあります。これから皆様の未来において、
心が折れそうになった時も勇気を持って立ち向かい、母校で学んだ『隣人愛』の精神の教えを
心に止め『愛と奉仕』の精神をもって御自身も、周りの人も幸せにすることのできる女性として
歩んでくださいと、皆様へ贈られました。
クラス代表3名の皆様の挨拶は、慣れない大学生活を送る中、共に学んだ多くの友人に励まされた
こと、6年間変わらぬ思いでご指導いただいた恩師の先生方と愛すべき友人への感謝、大学生と
なり学ぶ中でこれからの自分の進むべき道を見出していきたいとのそれぞれの発表の中に、
いかなる時にも変わらぬ愛情を持って慈しみ育ててくださったご家族への感謝とお礼の気持ちを
添えて伝えました。
成人式終了後には、お祝いの会がホテルセンチュリー静岡の景色の良い会場で開催され、
成人の礼拝を終えた皆様がご家族の用意してくださったお着物の姿で再び集い、
英和生に戻り楽しそうにに語らいながら、お食事をいただいていらっしゃる様子を拝見いたしました。
この日、成人を迎えられました同窓生の皆様、ご家族の皆様おめでとうございます。
皆様のこれからの更なるご活躍を、中高同窓会は常にお祈り申し上げます。