2019年1月4日（金）午後1時より静岡英和女学院礼拝堂にて2017年卒業生の皆様の成人式が厳かに執り行われました。

母校である静岡英和女学院を卒業し、2年の月日を経て母校の礼拝堂に集った同窓生の皆様の着物姿は、新春にふさわしく、大変艶やかでございました。

皆様が英和生として朝の朝礼を守った時と同じように賛美歌２７０番を讃し、６年間を通じ胸に刻んだ学院聖句『ルカによる福音書１０章２５節〜２８節』を拝読いたしました。

武井裕賀里宗教部長(昭和５８年卒)による礼拝が執り行われ、成人を迎えた皆様へお祝いのメッセージが送られ祝祷と頌栄５４１番を讃美して礼拝が終了いたしました。

礼拝後の式典では吉田幸一校長のお祝いの言葉に続いて、今井喜久枝同窓会長より、英和生として毎朝自身と向き合う時を過ごした礼拝堂で成人礼拝の時をもつことは、県内最初の女学校として創立され１３１年の伝統を誇る同窓生の誇りでもあります。

これから皆様の未来において、いかなる時にも母校で学んだ『隣人愛』の精神の教えを心に止め『愛と奉仕』の精神をもって御自身も周りの人も幸せにすることのできる女性として歩んでくださいと、皆様へお祝いの言葉を贈られました。

クラス代表３名の皆様の挨拶は、それぞれの学生生活の様子を語り、６年間変わらぬ思いでご指導いただいた恩師の先生方と、いかなる時にも変わらぬ愛情を持って慈しみ育ててくださったご家族への感謝とお礼の気持ちをそれぞれの言葉で伝えました。

又、学び舎を離れた皆様にとって英和で過ごした時間が卒業後には心の糧となり、困難に陥ったときに思い出すのは、英和生としてこの学院で共に学び過ごした友人であり、毎朝の礼拝を守る中で培われた建学の精神であったことも語られました。

この日、成人を迎えられました同窓生の皆様、ご家族の皆様おめでとうございます。

皆様のこれからの更なるご活躍を中高同窓会は常にお祈り申し上げます。