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 この度、創立百周年記念事業委員会が発行した『倭文はた』を、学校法人静岡英和学院そして執筆者である松縄善三郎元校長先生のご了承を得て、ここにご紹介できることになりました。
 『倭文はた』は、1985年5月10日に№1が発行され、その後、回を重ねた『史料室だより』を、1988年3月に創立百周年記念事業として出版したものです。
 ご本の中の松縄先生のお言葉に「『静岡英和百年史』の編纂に着手した時に、更に新史料の発掘と、年々失われて記憶を留める為に、古い卒業生との交流の機会の必要を感じ『史料室だより』を着手。その名も、かっての同窓会誌『倭文はた』を借り、創立百年懐古の想いを託したのである。」とあります。
 静岡英和の歴史は、倭文織(しずはた)の名を誌名にいただく通り、その歴史的背景を縦の糸に、お一人おひとりの同窓生や先生方の人生を横の糸として紡がれた壮大な織物であり、それを紐解くことは130年余りの時空を超えた旅をするようなものだと思います。
 英和の歴史を彩られた方々の貴重な記録を、どうぞご覧ください。

                           

第11代静岡英和女学院同窓会長 森田拓子